会員からのお便り
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公開日:2014年6月01日
OB会の皆様、第1ブロックの芥川登喜代です。もう昨年になりますが、ベニシアさんの講演を聴きに、奈良に行った小旅行について投稿いたします。素敵なベニシアさんに会えたことはとても思い出に残る出来事でした。
H25年11月の旅行日和の早朝、2台のバスは一泊二日で、毎週火曜日PM0:25~NHKEテレで「猫のしっぽ、かえるの手」を放映(再放送)している、ベニシア・スタンレー・スミスさんにお会いする為、奈良に向かって出発致しました。バスの中でベニシアさんからのメッセージを受け取り、いかに食品を入れる発砲スチロールが、電子レンジで加熱すると悪いのか!!! ・・・・・再認識して、どんなお話をして下さるかワクワクしながらバスに揺られて行きました。
午後1時奈良のホテルの一室、いよいよベニシアさんの登場です。”テレビで見るより若くて、きれーい〃〃〃” 第一印象でした。イギリス上流階級の方なので、英語が解らない私でも感じる、綺麗な発音、そして“いい声”・・・以前からテレビで自作の詩を英語でお話する声に魅了されていた私でした。彼女は若い時イギリスで歌手になろうかと思い、歌を歌ったと・・・その歌声も披露して下さいました。「今からでも、日本で歌手になって歌声を聴かせて下さい。」そんな思いが致しました。
イギリス貴族の、母方祖父のお屋敷の写真を見せて下さりながらの、幼い時のお話、(広大なお屋敷、建物は、隠れん坊も沢山隠れるところが有ったとの事、鬼になったら 大変でしたねー)。ご両親が3歳の時離婚、お母様の4度の結婚、離婚は4人のお父様がいて、今となっては懐かしいのではないでしょうか?
18歳で社交界デビューを致しましたが、19歳でインドの僧侶に出会い、イギリスを脱出してインドへ、そこで祈り・心・気持が大切を学んだ事、日本に来たかったけど、お金が無かったので中々叶わず、インドで暮らしていた有る日、知人から、韓国行きのチケットを頂き、一歩日本に近付きました。その後日本の九州に上陸日本での生活の始まりです。九州男子と結婚・・離婚、2度目の方も九州男子、ご縁って解らないものですね!!!そして、皆さんもご存じの様に、京都三千院近くの大原に家を構え、日本人より日本人の様な生活。時々テレビで見せて頂いていますね!!!
※ 明治維新の時、日本との話し合いの為、母方祖父も一緒に来日したそうです。
おじい様も日本にご縁が有った方でしたね!!!
お嬢様がシングルマザーになられた事、その後「統合失調症」になり、それは、それは、”壮絶な日々”だった事でしょう。ベニシアさんは、其のことさえも受け入れる心で、お嬢様を見つめ、お孫さんやお嬢様との生活を大切にされた事と思います。お話を聞いて、心を打たれ、「自分だったら」と、考えさせられました。時間はあっと言う間に過ぎ、”質問タイム・・・ “ 何を聞こうか迷っている間に・・・
写真タイム・・・しまったカメラ持ってこなかった・・・残念!!!
「猫のしっぽかえるの手」が終わった後の番組企画を、NHKさんと打ち合わせ中だそうです。田舎のおばあさんの知恵袋による、昔から伝わる薬草等の取材を考えている様です。まだまだベニシアさんの世界が終らない様に実現して下さいね。
※ お側にそっと近寄り握手して来ましたよ。
この旅行は我が家の菩提寺である、磐田市池田町・妙法寺のご住職さま、奥様の大変なご尽力で実現いたしました。私と義妹と、7名ものヤマハOBのお友達と参加させて頂いた事は、お二人に感謝しても感謝しきれない嬉しい旅でした。
※ ヤマハOBのお友達1名は、バスの酔い止めを飲んでいたので、お話し中に目が仲良くなり困った様です。
皆さんご忠告です。そんな時は酔い止め薬はほどほどに!!!
H26年3月
ヤマハOB第1ブロック 芥川 登喜代