会員からのお便り
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公開日:2019年4月30日
幾たびかの釣行にてその理論を検証しようとしましたが、やはり相手は海の下、見えないところでの動きは想像の域を出ることは不可能でした。すなわち、魚探に反応が出ていても食ってこない事があり、いわゆる「誘い」をかけても全く食わないときがあります。
いわく、警戒心が強く、コマセにはブリのように突っ込まないで流れてくるエサを待って食うなどの習性など、魚類図鑑には一般論が書かれているものの、釣り現場で食いが立たない時です。ハリスの長さ、太さの変更、ガン玉の装着などいろいろやってみましたが、結論としてこれが絶対といえることはないようです。それでも、船長と喧々諤々(けんけんがくがく)の鯛釣り談義は楽しいもので、釣果もそれなりに「実績」を得る事が出来たようです。
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写真001 |
ヘタな鉄砲数打ちゃアタるで、今年は2月5日をスタートにほぼ週一回の頻度で出かけてみました。結果として鯛は最大4kg(写真001)を筆頭に累計で20枚程度ゲットできました。
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写真002 |
特に今シーズンで思い出は御前崎からの出船、当日結構風が強く波も高かったため、他の船が全くない状態での釣りでしたので、いわゆる「入れ食い」状態でした。競争相手が少なければ当然「配当」は多くなります。ただ、次第に風が強く波もさらに高くなったため2時間程度でポイントを替えたのですが、6回の仕掛け投入で3枚ゲット、2回のバラシと打率は6打数5安打、3得点の結果で、釣れた鯛はいずれも2kg超えていました(写真002)。
しかし、これからが理論と現実の違いで、通常釣り船には10名の釣り客が乗りますので、全員に均等に釣れるわけではなく、次の4月12日の釣行は、釣果の多い客は7枚とっているものの私はたったの1枚だけでした。
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写真003 |
勢い次の釣りにはテンションが上がります。幸い、海の神様が微笑んでくれたようで26日の釣果は7枚と今シーズン数では最多の釣果でした(写真003)。
鯛釣りは別の言い方をすれば奥が深いと言えるのかもしれませんが、当日の釣り座が潮シモであるかどうかなど運のツキに左右されるとも言えます。例えれば「運3技7」などと言われるナニかのゲームみたいなものかもしれません。