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公開日:2016年12月21日
先にレポートを書いてから 3 ケ月以上も経ちます。この間私は 6 回ほど釣行していました。少々サボり気味でホームページ担当の松岡さんから先日ムチが入り今回福田港からのワラサ狙いが目論見通りにアタリましたので、気分上々のところ義務を果たすべくレポートします。
写真1 |
先回、9月1日以降、まずは16日でタチウオを狙い20本弱と鯛が3枚という釣果でした(写真1)。前年にもタチウオはレポートしましたが吉田沖がポイントになり、深夜1時から釣り開始です。結構食いつきはよく開始から順調に釣っていましたが、ハリス切れが多く手持ちの仕掛けが底をついてしまいました。以降は鯛に期待しようと気持ちを変え御前崎沖に向かいます。この日どういうわけか自分の釣り座が当たったようで、ポイント到着後いきなり2kg級が食い込んできました。その後2枚追加があり大満足の一日でした。
写真2 |
つぎは10月ですが1日、11日、20日と秋の鯛の数釣りとワラサの回遊を期待して行きました。これらの日は確かに鯛の数は釣れましたが(写真2)ワラサはまだ時期尚早だったようで、20日に釣った40cmのイナダクラスが精いっぱいでした。それでも魚種は豊富で定番のイサキからメジナ、ウマヅラ、カイワリと釣りではないと手に入らない魚が釣れます。皆様にも幾度がご紹介しましたがこんな魚が(失礼!)結構おいしいんです。機会あればぜひご賞味ください。たぶん少し高級な(?)寿司屋さんに行くと出会うことがあるかも知りませんね。
写真3 |
さて、11月に入ると寒さも少し気になりだす半面、ワラサの回遊が待ち遠しくなります。船宿のHPを毎日見てはいるもののなかなか朗報は届きません。そのうちヤリイカが釣れ出し、原稿を書いている12月は絶好調で一人100杯近い数字が報告されることもありました。私は昨年からどうも体調が今一つで、一日中釣竿を振り続けるこの釣りはあきらめました。肩のコリがひどく頭痛や不眠という症状が続き、針灸や睡眠薬など対策をとってはいるものの、往年の状態には戻りません。それでも私にとって釣りは唯一の趣味ですから、何としてもという気持ちは持ち続けられるようです。そんな気持ちに応えてくれたのか17日、福田港からの釣行では小型ですがハタが釣れました(写真3中央の縦縞模様の魚)。高級魚、大変おいしかったです。身はもちろん白身ですが、鯛にはない独特の甘みと歯ごたえがあります。シヤブシャブでも食べますが、残ったアラで出汁をとり、雑炊なども堪えられません。
写真4 |
続いて12月に入り、前述したヤリイカの好調が続いており、船宿も鯛・五目の釣りをなかなかセットされず、また天候の具合もありヤキモキもしました。やっと19日、釣りに出かけられました。11日の釣り宿のHPに船中9本との記事と写真が掲載されましたので期待に胸膨らませ出かけました。結果はワラサ3本(写真4)とイサキが10匹強の釣果で狙い通りでした。この日はアジも鯛もかかってこず、どういう訳かワラサの回遊が当たったようです。私だけで5回も当たりがあり結果獲れたのが3本でしたが、同船した釣り客にも複数回のアタリがありました。力の強い大型の魚ですから、仕掛けが飛ばされたり、隣や反対側の釣り人の仕掛けに絡んだりで取り込みにはそれなりのテクニックと体力が必要です。
5回も当たりがあったので港上がりには、体力も使い果たした状態でした。でも、これがないと一年が終わらないという釣り人の気持ちは何時まで経っても、あるいは誰でも変わらないものかもしれません。
読者諸兄の来年のご健康と長寿(?)を祈って筆を置きます。