(記入者)   鈴木 忠
(実施日)   2024年 5月 21日
(参加者数)    6名
(実施場所)  湖西市豊田佐吉記念館見学

ウォーク21サークルの本年度第1回目の活動の報告が届きました。今回は湖西市の豊田佐吉翁の記念館への見学ウォークです。

今回の見学会は織機の発明王と言われる豊田佐吉の記念館です。この日特にうれしかったのは94歳の鈴木一時さんの参加です。集合場所へは車で来てしっかりした足取りで「頼むでのー」と元気な声、何よりです。

熱心に見学中

この記念館の見どころは、青年佐吉が母親のはた織りの苦労を見て少しでも楽になるようにと研究を重ね明治23年に完成させた木製人力織機だろう。13年後には横糸の杼(ひ)を自動交換する織機を世に出し、その後の発展の過程は実物と説明板とビデオでじっくりと見ました。

展示室を出て裏山にゆっくり登りました。道々息を切らしながらの会話は「手が痛くて医者通いだよ」「腰が痛くて」「息が切れて無理はできん」と体のことばかり、話がつきた頃に富士山を望める頂上となりました。だが生憎曇天で残念でしたが近くの浜名湖は見事でした。帰りはなだらかな下り坂、よもやま話に変わり足取りも軽快に程なく下に着きました。

この記念館の説明板には佐吉の言葉「障子を開けてみよ、外は広いぞ」があります。世界に目を向けろということでしょう。小さい話だが我々OBは家にばかりこもっていずに、外に出よということですね。心がけたいです。

(鈴木 忠)

(豊田佐吉生家前で)