第14回趣味の作品展出展者紹介
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公開日:2018年2月24日
【書の部】 中村りつゑ さん
子供の頃から字を書くのが好きで、中学の時にお世話になった先生に書道の手ほどきを受けました。昭和45年にヤマハ入社後(掛川工場の外装課)、文部省認定通信教育で書道とペン習字のコースを修了。
第13回作品展出展作品 風信帖 |
平成4年に定年退職し、その後NHK学園硬筆書写指導法を修了。定年を機に掛川市内の書道塾で教えてもらうようになり、月一度、その書道塾の上位団体である習字研究社(本部福岡市)に作品を送り、添削指導を受けております。
またその組織を通じて、いろいろな書道展に出品してもらい、中国大使館賞(作品は中国でも展示された)や習字研究社社中展で大賞(かな)、準大賞(漢字、かな)を受賞したこともありました。
掛川市民芸術祭では教育長賞をいただいたことがあり、地区や掛川のシニア文化祭にも出品しています。
最近は、友人、親族の訃報が届くと、冥福を祈るため、般若心経を書いて送ったりしています。また書を通じての友人も多くでき、年2回本部からの指導者をお迎えし、掛川市や伊豆湯ケ島での研修会に参加しています。
筆を執ると、忙しい日常生活から一時的に遮断され、心が落ち着き、書くことに集中でき、心の平静を得るのにとても良いと思っています。
今回の出展作品は三点を予定しています。
かな、(臨書による)漢字、それと掛川五明地区の仲間の戦争中の語り部をまとめて巻物風に書いたもの、是非文章も読んでもらいたい。後世の世代へこういうもが引き継がれていければ良いのですが。