第13回趣味の作品展出展者紹介
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公開日:2017年2月10日
【DA・書の部】 高橋茂雄さん
ヤマハOB連合会 静岡地区 4ブロック在籍(浜松市中区城北在住)72歳の高橋茂雄です。
およそ10余年前、写真をベースにしたデジタルアート(以下 DA)作品の出展依頼があり参加し始めました。以来数年は(当時は2年に1度開催)ストレート写真とDAを出展していました。
65歳よりCACA現代アート書作家協会に所属し、「書アート」を書家・岡本光平氏に指導を受け始めたため、翌年からはDAと書を出展しています。
子供のころから習字や書道を習ったわけではないので、上手い字は書けません。そこで創作のポイントとして、表現したい線の質感やにじみになる様に、墨をオリジナル調合して、何種類かの紙で実験を繰り返しています。
立派で上手な「書」の中でちょっと変わった「書アート」を展示しており少々気がひけていますが、評価してくれている方もいらっしゃるので勇気を頂いて出展し続けています。
昨年のDA作品はフラワーパークで撮影した菊を金箔柄を背景に日本画風に加工しました。また、書の作品は「自由自在」という文字をほぼ水平・垂直の線で構成し、制約の多い自由自在を表現してみました。
今年のDAは蓮をモティーフに日本画風に加工した作品です。
また書アートは赤錆と松煙墨で書いた「枯淡」と文字に箔打ちをした「椿」を出展する予定です。
出展されているOBの方々は本当にいろいろなことに挑戦されており、ここで初めて知った作品ジャンルも多くあります。その制作プロセスなどを本人から直接聞けるのも大きな楽しみの一つです。また、毎年あの人は今度はどんな作品を出展するのだろうと、いつもワクワクしています。