第10回趣味の作品展出展者紹介
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公開日:2014年1月16日
【造形部門】バードカービング石間文夫さん
毎年素晴らしい作品を出展されている石間文夫さんにバードカービングの魅力について語ってもらいました。今回もメジロ、ウグイス、ジョウビタキの3つの野鳥の作品の出展を予定されています。作品にぐっと目を近づけて、その仕上げの細かさにご注目ください。是非会場でお楽しみください。
始めたきっかけは、定年後(H16)市の広報紙で「バードカービング教室」受講者募集に応募したことです。現在、浜北森林公園内にある「バードピア浜北」が主催する「経験者コース(約30名)」で大都(オオツ)先生に指導を受けています。経験者コースは奇数月の毎週木曜日に一つの作品を仕上げるペースで行っています。ここでは上手な人の作品を参考にある種の「こだわり」を持ってお互い切磋琢磨しています。たかが野鳥、されど野鳥。奥は深いと思っています。
趣味の作品展以外には、毎年4月初旬に教室主催による「バードカービング展」をバードピア浜北にて3点/人を目標に開催しています。先生の作品や、かなり上手な方の作品も展示されますので、足をお運びいただければ幸いです。
作品は浜北森林公園周辺の野鳥をモデルに地元産の「ヒノキ」をナイフ、彫刻刀を使って削り、アクリル絵の具で仕上げます。図鑑で鳥をじっくり調べて、嘴、羽、形態などの特徴を捉えて行います。細部に拘ることが肝要で、そうしないと上達は難しいと思います。枝上の姿見の形が主ですが飛翔も含めた手加工できる大きさが基本となります(モズ、ジョウビタキ、キジバト他)。最近は水鳥など縮小サイズにて手がけています。
バードカービングの魅力は一つの木片から形ができ、飾り物が完成することは作る喜びを感じ満足感が得られます。「初心者コース」があり、皆様も是非参加して挑戦してみてください。楽しみが増すものと思います。(詳細はバードピア浜北で)