新年のご挨拶

平成31年 元旦
ヤマハOB連合会
 会長 岸田勝彦

ヤマハOB会の皆様、新年明けましておめでとうございます。

皆様一人一人にとりまして、新しい年が何よりも健康に恵まれ心豊かに幸せな一年となりますよう、先ずもって心よりお祈り申し上げます。

私事を申し上げて誠に恐縮ですが、一年前の私は生涯初めて生死を分ける大病(胸部大動脈破裂)にかかり、医師の方の必死の対処と強運さも手伝い、九死に一生を得るという貴重な体験をすることが出来ました。

私自身、両親の早逝(父-46歳、母-52歳)という不運な人生体験こそありましたが、現役時代の私は、人並み以上の健康体をバネに体力勝負で仕事をこなし、病気で会社を休むことは皆無でした。しかも結構熱くなって無理を重ねる性格でしたので、用心の為、40才を過ぎてからは毎年「一日人間ドック」を受診してきており、昨年10月までは担当医師より”検診データを見る限りは優等生”と、太鼓判を押されておりました。

会社をリタイアしてからも、浜松市体育協会会長や静岡県人事委員を委嘱され、公私共に多忙な日々を過ごし、社会貢献をしているというささやかな自己満足と、内容充実した人生の第二ステージをエンジョイしておりました。正に油断大敵とはこのことです。

一昨年の12月6日はゴルフコンペの予定が入っておりました。その日の早朝3時半、少し息苦しくなり起きたところ、突然身体中に衝撃が走り、一瞬にして身体が壊れてしまった感覚と共に、呼吸困難に陥ってしまいました。あまりに息苦しく10分もすれば呼吸が止まってしまうと判断した私は家内が呼ぶと言った救急車を断り、家族の運転で聖隷病院に車を飛ばしました。病院到着後15分位して私は意識を失ってしまいました。

危篤と判断した医師団により、家内は家族全員を病院に呼び寄せるよう指示されたほどでした。

私がこの苦い体験から得た教訓は「毎年の人間ドック受診結果を過信したこと」、「血管撮影(CT)が一日人間ドックノ標準メニューに入っておらずオプションになっていた為、CTを受けていなかったこと」でした。

更にこの一年間の中で私が衝撃を受けたもう一つの出来事は、公私に亘って私の最良の理解者であり人生の師であると共に愛社心にあふれていた笠原光雄元常務が、10月27日に満90歳で急逝されたことでした。

会社を退職後も浜松ロータリークラブ等で行動を共にしましたが、俗物的であった私は、常に私とは対極におられた聖人君子のような笠原先輩に大きな刺激と強い影響を受けることが出来ました。笠原先輩は必ずや100歳までは元気に社会奉仕を続けると心から信じていただけに、急逝されたことは想定外であり、敬愛する長兄を失ってしまったような気分を禁じ得ません。

以上、新年のごあいさつが私的な感情に片寄ったきらいがありますが、改めて健康の大切さを痛感させられたことでもあり、この点ご容赦頂ければ幸いです。

今年もヤマハOB会が皆様の心のよりどころとしてより存在感を高めますよう、全力を尽くして運営して参りますので、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。